映画『TIME』に思う

おすすめ系

「時間=通貨」「人類の成長は25歳まで」という世界で描かれたタイムリミットSFアクション映画「TIME(原題表記「 IN TIME」)」を見て、”働くことは生きる事”や”人生の時間”について改めて考えさせられたことをまとめます。タイムイズライフ!

『TIME』概要とストーリー

  • 制作年:2011年
  • 監 督:アンドリュー・ニコル
  • キャスト:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド etc
  • 上映時間:109分
  • 評 価:2,799件のグローバル評価 ★★★★4.2/★5
Amazonプライム

もう10年以上も前の映画ですね。

私はAmazonプライムで見ているので評価が偏りますが、★4つ以上ならば、まぁまぁの評価だと思うのですが、友人・知人にこの映画を知っている人は居なかった‥‥。

あらすじ

人類の成長が25歳でストップする世界で、富裕層の街と貧困層のスラム街がタイムゾーンと呼ばれる壁で仕切られた街を舞台に描かれている。
25歳で成長が止まるため誰も老化はない。しかし、25歳になると体に埋め込まれた装置で寿命のカウントダウンが始まり、腕に表示された時間がゼロになれば死んでしまうが、この世界ではお金に代わる通貨として腕に表示された時間(=寿命)を使うため、人々は時間手に入れる必要がある。

富裕層は生まれながらに膨大な時間を(永遠の命)持ち永すぎる人生を持て余している一方で、貧困層は25歳を超えたら日々の労働の対価として時間を稼ぎ、食事や買い物など生活のために時間(=通貨)を消費するという、まさにその日暮らしのサイクルでなんとか命を繋いでいる。

スラム街に暮らす主人公ウィルは25歳の誕生日を過ぎ、腕に寿命が表示されて以来、24時間以上の時間を持って目覚めたいと願う日々。ウィル親子も周囲の人と同じようにギリギリの命を日々繋いでいたが、ウィルはある日、富裕層の街から来た「永すぎる人生に苦しむ男」に百年を超える時間を譲り受ける。

ウィルは残り時間が少なかった母に分け与えようとがむしゃらに走り、母も一生懸命走ったものの、母の寿命時間が1秒足りず、分け与える直前にウィルの目の前で命が尽きてしまう。何年もの時間を母にもあげてギリギリの生活から脱出できる筈だったのに・・・・。

こんな世界に絶望したウィルは富裕ゾーンへ向かい、何百年という時間を持て余している富裕層の保有時間を貧困層に分け与え、人類を救おうとするが・・・・。

Time is Money & Time is Life

時は金なり。時は人生そのもの。

これが、私が受取ったメッセージです。

恐らく、映画として伝えたかった主のメッセージとは違うとは思いますが、日々、自分時間を充実させていくことにもっと真剣になりたい!

と改めて思わされました。

明日が来るというのは実は勝手な思い込みだったかもしれないと思わされる出来事に遭遇すると、将来のために今を犠牲(我慢)にするのもホドホドにしとかないとね。。。。と思うわけです。

「やりたいことばっかやってたらダメだよ」「みんな同じ。我慢してるんだから」という謎の刷り込みを真に受けて、今や自分の中でも当たり前になっているこの感覚を8割ほど崩すこと、自分の持ち時間をいかに充実させていくか、自分にとって何が”充実”なのか?を思い出すことに邁進したいと思います。

無料視聴方法・感想

今や自宅で映画を無料視聴する方法はいくらもありますが、Amazonプライム会員の方はAmazonプライムビデオで無料視聴可能です。小説や映画などから何を感じるかは人ぞれぞれだとは思いますがおススメしたい映画の一つですので、是非みてみてください。

ストーリーに関係のないことですが、25歳で成長が止まる前提なので、登場人物は見た目年齢25歳までの人ばかり。関係性が両親、祖父母であっても見た目年齢25歳なので、家族関係が視覚ではわからないややこしさが面白かったですね。またいい映画に出会いたいです。

コメント