NHK大河ドラマ特別展 どうする家康

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2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」と連動した特別展が開催中です。

家康のほか、織田信長、豊臣秀吉など戦国武将にまつわる品や、美術品・歴史史料がどーんと展示されていました。東京→愛知→静岡の巡回展示なので静岡開催はまだ間に合いますよ~。

美術館初心者の私の反省も参考にしていただければ幸いです。

巡回展示

  東京展(終了)  2023年4月15日(土)〜6月11日(日) 三井記念美術館
  愛知展(終了) 2023年7月1日(土)〜8月20日(日)  岡崎市美術博物館 
  静岡展2023年11月3日(金)〜12月13日(水) 静岡市美術館
 ・会館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館30分前まで)
 ・アクセス:JR静岡駅北口より地下道利用で徒歩3分
       ※車の場合、専用駐車場がないため、近隣P利用    

愛知展(岡崎市美術博物館)

大河ドラマもこの展示も関心度はあまり高くなく、なんならこのような展示の開催も知りませんでした💦

ただ、美術館、博物館という場所は非日常な空気感が漂っているように感じ、あの空間は素敵ですね。お誘いいただいた時は展示が何であれホイホイと付いていきます。

それぞれの展示のガチのファンの方には怒られそうなスタンスですが💦自分の関心の外にあった事や物に出会い、しかも本物を拝見するなどという機会を逃すのは勿体ない。予備知識ゼロでもじっくり見てしまうので、毎度滞在時間長めです。Feel it!

←上「金扇馬標(静岡・久能山東照宮博物館所蔵)」

 下 重要文化財「徳川家康坐像(京都・知恩院所蔵)」

展示概要

入ってすぐ正面には上記リーフレットの2品がドーン!

家康公は非常に福耳でいらっしゃたようです。立派な耳たぶでした。

人の本音は顔の左半分に出ると言われていますが、左側から見た印象と右側から見た印象が違って、何度もぐるぐる。そして、家康公と目の合う位置を探し中腰になってみたり、かがんでみたりを繰り返す不審な人と化していました。普段は知恩院でも非公開とのことなので貴重な機会ですね。

展示は下記全6章で構成され、会期中展示替えもあるので何度でも楽しめるようにできていました。

 ・プロローグ

 ・第1章 家康誕生ー今川からの独立と三河平定

 ・第2章 戦国乱世の選択ー今川・武田との抗争

 ・第3章 豊臣大名徳川氏ー豊臣政権下の家康

 ・第4章 天下人への道ー関ケ原から江戸開府

 ・第5章 大御所時代ー駿府の生活と大阪の陣

 ・第6章 東照大権現ー家康、神となる

美術館めぐり素人の反省

今回の”やっちまったなぁ!ポイント”を次回に向けてまとめました。ご参考になれば幸いです。

①服装注意!

ドレスコードという意味ではありません。温度対策です。

そう、美術館は寒いのです。美術館はデリケートな作品ばかり。

大切な展示物をカビや虫、劣化から守るために、温度や湿度を一定に保つ必要があることを考えれば当然でした…。

作品の素材にもよるそうですが、一般的には温度20℃、湿度 50~60%に設定されているようです。

寒っ!と思ってまわりを見ると、8月でも7分袖や長袖の方が多かったのですね。

鳥肌をさすりながら3時間の鑑賞を終え、一目散に外へ出て日向ぼっこをする始末💦

慣れた方は常識なのでしょうが、夏でも羽織ものをお持ちになるのが良いようです。

②手荷物注意!

日傘を持ったまま受付に行きましたら「傘はあちらへお願い致します」と鍵付き傘立ての利用を案内されました。傘に限らず長さがあるものは作品に触れる可能性があり、作品保護の意味で持ち込み禁止でした。(杖などは勿論OKです)列に並んで、受付で今一度Uターンするのも寂しいものです。

ちなみに筆記具も鉛筆以外の筆記具も作品保護の観点で禁止だとチケットに書いてありました。

鉛筆=シャープペンシルの認識はここでは通用しません。シャープペンシルは先が鋭利な構造ですし、金属がついているため「万が一」に備えて不可。鉛筆限定!

③ロッカー使えばよかった!

荷物が軽い&少ない方は良いのですが、途中からカバンがお邪魔に思えてきました。

飲食禁止なのでマイボトルの入ったバックなんて、入口のロッカーに預けてけ身軽でいけばよかった。

冬など大きいコートはきっとお邪魔になりますよ。

④履物注意!

なんだかんだで、早い方でも1時間はウロウロされると思います。意外に足が疲れますし、夏場でもサンダルは冷えました…。

⑤入口で貰える資料は全部もらうべし!(「ご自由にどうぞ」含む)

私はご自由にどうぞ系の紙ものは極力スルーする主義です。

作品リストは頂いたのですが、今回の展示は書状なども沢山展示されていたのですが、

何が書いてあるのかはさっぱり。

友に「何が書いてあるかわからないねー」と言ったら「え?入口に資料あったでしょ?」と💦

なんと、書に関してはA4で22頁にも及ぶ『翻刻・釈分・現代語訳』の資料が入口に置いてあったんです。出てきてから貰いましたが、現代語訳を見ながら廻りたかった・・・・。

まとめ

岡崎市美術博物館は山の上のだだっ広い総合公園内の一角にありました。

最寄駅から車で15分とのこと。最寄り駅からバスも出てはいますが、本数もそんなに充実はしていないので、アクセスがあまり良いとは言えない感じでしたが、建物自体も美しく、

美術館は行くだけで優雅な気持ちになれる不思議な場所です。

2023年11月からの静岡展は駅からのアクセスがよさそうです。いつもと違う休日を過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。

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